自宅で転倒をきっかけに介護老人保健施設へ

92歳で一人暮らしをしていた母が自宅で転倒し、歩行困難になったことがありました。整形外科に行きましたが、骨折はしておらず打撲で全く歩けないほどではなかったため、入院はさせてもらえません。ただ、自宅は古い団地でバリアフリーでもなかったので、そこで暮らしていくことは無理でした。

認知症も若干ありましたが、介護度は低く特別養護老人ホームなどに入居することは無理で、そもそも老人ホームは本人が拒否していたのでどうしようもありません。また、足を痛がる状態で新規に入居させてもらえるところもなかなかありません。ただ、私も引き取って暮らすことはできなかったので、ケアマネに相談したり自分でありこち電話をかけて問い合わせたりしてやっと引き受けてくれたのは「介護老人保健施設」でした。介護老人保健施設は在宅復帰を目指してリハビリをしていくことが目的の施設なので、打撲してうまく歩けない状態の母も受け入れてもらうことができました。そして、入居は嫌がる母でもリハビリ病院だということで、納得してもらえました。

介護老人保健施設は基本3ヶ月の入居となりますが、在宅復帰が困難な場合は延長させてもらうこともできます。結局母は半年居させてもらい、そこでの生活に慣れたことで、施設入居にも抵抗がなくなり、その後グループホームにうつることが出来ました。介護老人保健施設は介護している家族の休養としても使える施設なので、ホーム入居を拒否されているような方のお試しとしてもおすすめできます。